極和ファシリテーションをベースとした女性人財育成研修第６弾最終回

極和ファシリテーションをベースとした女性人財育成研修第６回・最終回では、職場に対する改善提案のプレゼンテーションを行なって頂きました。市長の代わりに参加してくださった副市長の前で、受講生の皆さんは素晴らしい発表をしてくださいました。この６回の研修でどれだけ変われたか、どれだけ成長できたか？受講生の皆さんの感想です。

職場に敵を作らずに社風を変えるには！？

今回の研修は男性中心の職場で如何に女性たちが敵を作らずに職場の風土を変えることができるか！そんな志を持った女性を対象とした研修を実施したい！という地方自治体職員の方の思いからスタートしました。

１回２時間×６回という限られた時間の中で、それができるようになる女性人財を育成できるのか？正直この短い時間では厳しいかもと思っていました。

でも、できるかできないかではなく、やるかやらないか！？そして、やるならば考えられる最善を尽くす！！その極和の精神でこの研修に取り組ませて頂きました。

時間が少ないため、ワークに使える時間も限られます。本当はじっくりと体験して頂きたいものも限られた短い時間で消化不良のワークもあったと思います。

にも拘らず、５回目までマイナスな言葉ばかり話されていた方まで全員がプラスの言葉で明るい未来に向けた感想や改善提案をしてくださいました。

改善提案

お一人おひとり全員にそれぞれの改善提案をして頂きましたが、どなたの内容も職場がもっと働くみんなにとって働きやすくなるか？という視点で提案してくださっていました。

最初は職場にこのような提案をすること自体、今の職場に対して文句を言ってることになるのではないか？と心配されていた方もいらっしゃいました。

もしも自分のためだけの要望だったら、単なる文句や愚痴だったかも知れません。

しかし皆さんが提案された内容は

情報の共有
コミュニケーションの円滑化
職場の動線の改善
ファイル管理の方法

など、職場の皆さんにとって改善されたら良いことばかりでした。

研修の成果

この研修が始まったころ、皆さんが口にしていた職場改善は「〇〇さんが□□してくれないので、全員が□□するように提案します！」という自分以外の人に何かを求めるような内容ばかりでした。

そして６回目の今日皆さんが提案したのは、「職場をこんな風にするために、私は△△をします！」という内容のものがほどんどになっていました。

上手くいかないのは他人のせいにしたり、他人に求めてばかりだったかも知れないのですが、〇〇さんができないなら私が□□すればいいんだ！に変わったのです！

６回の講座を受講していく中で、皆さんが仕事や職場の捉え方が変わったのだと思います。本当に素晴らしい受講生の皆さんでした！

受講生の感想

提案する際の伝え方を変えるだけで、受け取る相手のとらえ方も変わり、伝わりやすくなること、相手との関係もよりよいものになっていく事を学びました。
相手に求めるばかりで、自分自身はどうなのか・・・ということも考えるようになり、自分の心の在り方もかわりました。
マイナスやネガティブにとらえがちだったところも、違う視点を持ちポジティヴになることができました。
これから、このセミナ＾で学んだ事を実行していけるように、気付いた事は自分の中で考え、伝える工夫をしていってみようと思いました。

　今日のプレゼンは聞いてくれている人にプレゼントになるようにと内容を考えて練習してきました。先生に素晴らしかったと褒めて頂けてとても嬉しかったです。ありがとうございました。
今回の講座では「先の人のことを考えて仕事をしてほしい」という言葉が印象に残っています。自分のことだけでなく、それにかかわるすべての人のことを考えて、より良い仕事をしていかなければと思いました。
ここからがスタートライン　実践しなければ極和ファシリテーションは身につかないという言葉を胸に、失敗をおそれずに自分から行動を起こしていきます。
６回の講座が全て終わってしまって残念です。もっともっと先生から色々なことを学びたかったですし、他の受講生の方々ともお話してみたかったです。また機会があればとも思うのですが、この地域に居られるのも残りわずかなので、それがすごく悔しいです。